■ワイングラスでワインをより美味しく
ワインを飲むときに、銘柄の選択、そしてあわせるお料理やおつまみとの相性とともに拘って頂きたいのがワイングラスです。我々はよくワインは五感で楽しめる飲み物だと称しますが、その五感の内、もっとも重要なパート、視覚、嗅覚、そして味覚の3つがこのワイングラスの形状や材質に微妙に左右されるからです。
視覚:
赤・白・ロゼどれであれワインの色合いや艶を楽しむためにはグラスは透明であることが何よりものお約束。透明度の高いクリスタルなら言うことありません。
嗅覚:グラスの口径と最大径、グラス容量と空気コンタクトの具合で香りの感じが方驚くほど違ってきます。
味覚:
ワインの三重苦=酸味、渋味、苦味そして甘味のバランスの印象を決定付けるのがグラスから口へと流れ出る位置と広さ(量)です。即ち、舌先は甘味、両側は酸味、奥は苦味と渋味の感覚点が密集している舌へどうワインをディストリビューションするかグラスの形状が大きく関わります。
こういったウンチクは某有名ワイングラスメーカー等々のカタログや業界誌でも詳しく説明されていると思うのでこれ以上は述べませんが、今日はそれを踏まえて私自身のスペインワインとワイングラスのコンビネーションをご紹介しますね。
先ずこの写真は最も我家&我社で多用する3種類のワイングラスです。
左はR社のテンプラニージョでマイNo.1。口径とボリュームのバランスが小口の私(小口のわりに舌が二枚あるのね・・・とも言われていますが^^)にはぴったりで、ネーミングのスペイン王道品種のワイン以外にも、酸味のしっかりしたシャルドネやアルバリーニョなど白ワインにもとオールマイティーなソムリエグラスとして大活躍。もちろんClos de Torribas Crianzaもこのグラスで楽しんでいます。
左も同じメーカーのボルドーグラスで二番手です。繊細で良質のタンニンを持つカベルネ主体のワインやパワフルなガルナチャ(グルナッシュ)、カリニェーナやシラーなどのブレンドワインに最適です。豊かな香りと深く複雑な味わいが際立ちます。このグラスで飲むChateldon Reservaは最高、時間とともに変化する味わいが印象的です。
真ん中はS社のワインコブレット。メルローやメンシア(カベルネ・フラン)、やや酸味のある赤ワインのほか、クラシックタイプのリオハ熟成ワインの味を華やかに引き出します。
最後にカヴァ・グラスを。底の形状にトリックが潜んでいてカヴァの滑らかな泡立ちを持続させます。二日目のカヴァでも大丈夫かも(笑)
食事の時に、温かいお料理は温かく、冷たいお料理は冷たくというのが基本ですよね。
ワインもその潜んだ持ち味を味わえ楽しめる最も良い環境で飲んであげたいと思いませんか。ほんの少しだけ贅沢をしてワイングラス変えるだけで100%そのワインの味わいを享受できる、それって素敵なことだと思いませんか。
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