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今月は一見ワインとは何の関係もない写真からのスタート。 南欧一帯では今年は猛暑再来と報道されるなか、西仏国境に横たわるピレネー山脈では8月22日に雪が舞うという観測史上記録的な降雪となりました。この写真はバルセロナから車で2時間ほどのピレネー山間の小国・アンドラ公国オルディーノ国立公園での撮影です。また、その一方、9月に入ってここカタルーニャ州では残暑のぶり返し、日中は真夏のような暑さが続いています。 こういった、ともすると異常気象とも見える激しい気象の変化は、案外ブドウの成長、特に完熟期には良い影響があると考えられています。ペネデス地方のような内陸部では、朝晩に山間部から冷気が入る反面、日中は夏の名残で高温となって日格差が広がり、その結果、糖度の高い凝縮したブドウが出来ます。 今年、ペネデス地方では例年よりやや早めの8月中旬に収穫が始まりました。PINORD社でも既に良好のうちにシャルドネの収穫を終え、カバの土着3品種の収穫がスタートしています。
この収穫の様子はまた別便でお知らせするとして、今月のテーマ、Chateldon チャテルドンのラベルの変遷と名前の由来をご紹介します。 |
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| (アンドラ公国・標高2500m付近にて、8月23日撮影) |
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| 下の写真は、右より、1970〜1982、1983〜1986, 1988〜1990, 1987, 1991〜現行ラベルとなります。 |
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(Bodegas Pinord 社展示室にて撮影)
このワイン・チャテルドンは、同社のMuntanyans地区にある畑で採れるカベルネ・ソーヴィニョンが主要品種として醸造されていますが、そのブドウ畑の景観と中心にある農家風の教会がラベルのモチーフとして使われ続けているのがご覧いただけるでしょうか。
そもそもチャテルドンの名の由来は、ワイン醸造所を意味するスペイン語Castillo とフランス語Chateau からの造語”CHATEL” とSauvignonの”ON”を加えて、 CHATEL + DE + ON ⇒ CHATELDON と命名されました。 それは、もう半世紀以上も前のことで、このMuntanyansの畑に植え付けされた若いカベルネ・ソーヴィニャンから初めてブドウが収穫出来た年の事だったと聞いています。
ヴィンテージ物のワインを抜栓する時、その収穫年の出来事を思い出しながら楽しむことってありませんか?さらそのブドウの樹齢をも遡って思いを馳せてみるのも乙なものかもしれません。あっ!、もちろん私はこの世に生まれて半世紀の年輪は経ておりませんので、想像の域を超えることはありませんが・・・^^ |
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